基本的にはビデオ編集を快適にするためにPCを強化しているのですが、今回はマザーボード(ROG_MAXIMUS_XI_HERO_WI-FI)にM.2のスロットがあるのが気になっていてけど使ったことがなかったのでWestern Digital WD Black SN750 SE (M.2 2280 1TB)を取付けてみました。
システムディスクのintel SSD540sと交換して、システムをM.2にクローンコピーします。
SSDとM.2の差
交換前のSSD(Intel SSD540s Series (240GB SATA600 2.5インチ 7mm))の速度測定の結果は
ゲーミングPCに搭載されているSSDでもシーケンシャルリードが500MB/sくらいが目安で500MB/s以上なら充分サクサク動くらしいので、交換前でもなかなかの速度です。
交換後のm.2(Western Digital WD Black SN750 SE WDS100T1B0E (M.2 2280 1TB))の速度測定の結果は
シーケンシャルリードが6倍近く上がっています。
数値的には爆速なのではないかしら。確かにアプリの立ち上がりは早いです。
M.2の取り付け
M.2は今後のことも考え、早くて容量も大きいWestern Digital WD Black SN750 SE WDS100T1B0Eを購入しました。
ROG_MAXIMUS_XI_HERO_WI-FIには、ヒートシンクも取付ねじもボードに附属していて他にはなにもいりませんでした。
実際、取り付けは簡単だったのですが、電源を入れてもWIN10が立ち上がってこない。BIOSでは起動ドライブも表示されません。
前もこんなことがあったような…ググったら大事な情報がありました。
“UEFI BIOS“とは新しいBIOSの仕様。 以前の”レガシーBIOS”と比べると操作性の良さやセキュリティーの高さ…
前もこの記事に救われました。
今回も無事に起動することができました。
システムドライブのクローン
いままでディスククローンソフトといえば「EaseUS Todo Backup」だったそうですが、現行バージョン13.5ではディスククローン機能が無料では利用できなくなってしまったらしいです。
こちらのサイトでフリーのディスククローンソフトを検証していただいているので、一番のおすすめの「Macrium Reflect 8 Free」を利用しました。
いままでディスククローンソフトといえば、EaseUS Todo Backupをこのブログで紹介していましたが…
バージョン8からは日本語にも対応しておりすごく簡単でおすすめです。
150GBのシステムディスクをクローンするのと同時に大きいサイズにパーティションを変更して20分ほどでした。
「Macrium Reflect 8 Free」でのシステムディスククローンの手順です。
「Macrium Reflect 8 Free」のインストール
こちらのサイトからダウンロードして、メールアドレスを登録して登録コードをもらいます。
Macrium Reflect - Incredibly powerful software that allows y…
ダウンロードページです。
「Macrium Reflect 8 Free」の日本語化
インストールしたらメニューバーから、
Other Tasks ⇒ Edit Defaults and Settings…
dvanced Settings ⇒ Language ⇒ Japaneseを選びます。
システムディスクのクローン
クローン元のディスクを選んで、「このディスクのクローンを作成…」をクリック
「クローンを作成するディスクの選択」をクリック
クローン作成先のディスクを選びます。ここではWD BLACK SN750
「コピー」をクリックするとメニューが表示されます。
ここでは、クローン先のストレージのサイズまで拡張して欲しいので「対象のディスクに合わせて拡張」を選択します。
主にCドライブが拡張されています。
スケジュールは関係ないので「次へ」をクリック
内容を確認して「終了」をクリック
バックアップ保存オプションもそのまま「OK」をクリック
そのまま放っておくと完了です。
私の場合は21分44秒で完了しました。
クローンが終了したら、BIOSでM.2を起動ディスクに設定して完了です。
今回取付けたM.2です。