記憶域にアクセスできない ⇒ 修復不可 ⇒ データ復元

  • 2019年7月14日
  • 2020年12月31日
  • 自作PC

記憶域にアクセスできなくなって、マイクロソフトのTechNetで詳しい方にご助言をいただいて色々試みていたのですが修復できませんでした。
ただ、データはサルベージソフトで9割方復元できましたし、記憶域を削除、HDDもリセットできました。
TechNetでご教示いただいたことはPowerShellの使い方をはじめ大変勉強になりました。修復を諦めた後もデータ復元、HDDのリセットには必要な知識でとても助けになりました。
備忘録に下記に経緯をまとめておきます。

記憶域にアクセスできなくなり、Win10の「記憶域の管理」を確認すると記憶域にエラーが出ていました。
「記憶域の管理」では新しいHDDを追加して、警告になっているHDDを削除するよう指示が出ていたので新しいHDDを追加しました。追加したHDDは認識されてはいるもののドライブの最適化は全く進まずフリーズ状態になりました。併せて「記憶域の管理」自体が重く、ほとんど応答なしになるようになりました。
以後、TechNetで相談しての処理は以下の通りです。
先にも書きましたが、大変詳しく教えていただいて非常に勉強になりました。ただ、私の知識不足もあり修復には至りませんでした。

データの復元

記憶域の修復が難しそうだったので、データ復元ソフト「ReclaiMe File Recovery」の無料版を試してみたところ結構な認識率だったので修復を諦めてこちらで復元してみることにしました。

無料版はプレビューまでなので、実際の復元のため有料版(約8,500円)を購入しました。
WD-WCC7K7RRY0E8から9割方データを復元することができました。

記憶域の削除、HDDのリセット

ほぼデータの復元はできたので、TechNetで教えていただいたとおりPowerShellで記憶域の削除、HDDのリセットを行ったのですが、「記憶域にアクセスできないので削除できない」が返ってきます。(PowerShellのコマンドを残し忘れました。)WIN10の「記憶域の管理」でも同じで削除できませんでした。しょうがないので物理的に記憶域のHDDを外してみました。
(1)WD-WCC4N7FDCNP9のケーブルを外して再起動

記憶域が表示されなくなり、PowerShellではWD-WCC4N2LJCE08が認識されたのでリセットすることができました。
改めて復元ソフトにかける可能性があるのでWD-WCC7K7RRY0E8を保存するためケーブルを外し、WD-WCC4N7FDCNP9をポートを変えて接続して再起動しました。
以下のように記憶域(エラー)が現れ、WD-WCC4N7FDCNP9もOKの状態になりました。
ただ、データアクセスはできませんでした。

PowerShellで認識できたので、記憶域、記憶域プールの削除にも成功し、HDDもすべてリセットすることができました。

「ReclaiMe File Recovery」について

日本語版は無いようですが、ストレージをスキャンすると認識されたデータがツリー状に表示され直感的に使い方はわかります。無料版はプレビューまでしかできないので復元して保存するには約8500円で購入する必要があります。
Paypalで支払いをしたら、メールでサブスクリプションキーが送信されすぐ使用することができます。
個人的に使ってみての注意点は、PowerShellでHDDにアクセスした後「ReclaiMe File Recovery」でアクセスするとオフラインで返ってきてスキャンすることができませんでした。私は再起動してアクセスしなおしてましたのでご注意を。
このソフトのおかげで大変助かりました。

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